ひよっこヨタばなし

日記、備忘録、他愛のないそんなお話

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

 

月日が経つのは早いもので前回のブログの更新が7月ということに驚いています。

 

さすがにサボりすぎて反省、今年は更新頻度を上げる(最低月1記事)、

あとTOEICと筋トレを頑張ろうと思います。

 

本年もよろしくお願い致します。

 

【ライブ】Tokyo 7th シスターズ メモリアルライブ「Melody in the Pocket」

 7月20日日本武道館で行われたTokyo 7th シスターズ(以下ナナシス)のメモリアルライブに参加してきた。今回は777☆SISTERS(以下777☆)パートに重点を置いて感想を書いていこうと思う。ありがたいことに、ナナシスのライブは4Uの単独等を除いてメインのライブには1stから参加させてもらっている。そんなナナシスのメモリアルライブ、一体何がメモリアルだったのかについても触れていこうと思う。

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 開演前の場内BGMにチャットモンチーの「風が吹けば恋」やRADWIMPSの「DADA」などパンピー向けの曲が流れる中、開演直前になりセブンスシスターズの「Sparkle☆Time!!」が流れる。瞬間、場内がどよめきクラップ音が鳴り響く。開演前にここまで一体感を感じたのは初めてで一気にテンションが上がる。

 照明が暗転し、メインモニターに例のごとくカウントアップが映し出される。武道館の時空は2034年へとタイムスリップする。高揚感を誘うOP映像の後、センターステージのさらに中央部がリフトアップし今回のライブキービジュアルにあるような円陣を組んだ12人が登場する。

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開始早々すでに涙腺はゆるゆるだ。

  序曲は「僕らは青空になる」。777☆のメジャーデビュー曲だ。当日の晴れやかな夏空を思わせるような12人の笑顔が印象的だった。ナナシスにおける最も重要な季節は言わずもがな夏だ。夏にあこがれを持つハルを中心に12人の少女たちが手を取り合い、時には壁にぶつかり傷つきながらもあきらめずに勇気を奮い立たせる。そうして到達した夏の入り口、-青空まで、歩いてきた。輝ける長い夏の始まりへと繋がっていくこの曲を皮切りに今回のメモリアルライブが展開されていく。

 続く2、3曲目は恒例となった「KILL☆ER☆TUNE☆R」と「Cocoro Magical」のコンビ。「KILL☆ER☆TUNE☆R」ではライブごとにコールアンドレスポンスが用意されていたが(2ndは除く)、今回はまた変則的で音楽が途中で中断し、何やら777☆がステージ中央で会議を始める。「どうやってこの気持ちを伝えよう」この議題に対して、様々な意見が飛ぶ中まとめ役はやっぱりムスビちゃん。開幕の1,2,3...で12を言って締めるのもムスビちゃん。私の推しもムスビちゃん。12人の総意は単純だ、「ありがとう」と感謝を伝えること。感謝するのはこちらの方だというのに、ナナシスからは与えらるものが大きすぎる。

 ここからは各ユニットの曲を披露していくが、メモリアルライブとしての目新しさというとCi+LUSの登場とQOPの新曲披露ぐらいだろうか。もちろん各ユニットの成長こそあったが、大筋はこれまでのライブと一緒だ。

 QOPの圧巻のロックの後重大発表がいくつか。そして披露された春日部ハルのソロ曲「またあした」。CD収録からライブがあるたびに歌唱を期待していたが、ついに念願叶う時が来た。静寂の中、ピアノとアコギに支えられ子守歌のようにやさしく歌うハルの姿。つらい時、寂しい時に歌ったというこの曲を会場にいる支配人で合唱し、もう一人ではない、一度アイドルを挫折した少女はもうそこにはいなく、気が付けばステージ上には残りの11人の姿が。12人がこれまでの思いを語る。輪の中にハルが加わり、12人の円陣が再び組まれる。この円陣、最初に組まれたものと「またあした」、12人のスピーチを聴いた後では全く印象が違う。冒頭の円陣はキービジュアル「-青空まで、歩いてきた」にあるようにひとつの目標到達点へやってきた意味合いが強いが、この場面での円陣は「ここから」さらに前へ進んでいくための、新たなスタートを切るための決意を形にしたものであると感じた。メモリアルライブの本編はここからだったのだと思う。アプリがリリースしてから4年、1stライブから3年が経ちこれまでのパートはナナスタシスターズのこれまでを歌ってきた。しかしQOP以降のセトリは、777☆の新たなステージへのスタートラインとして組まれていた。

 「またあした」の力により地蔵を超え仏と化していた私は「スタートライン」のスタートダッシュについていけなかった。感想としては、2度目の円陣以降キャストの表情がなんだか清々しくなって円陣はもう解かれているのだけれど、ずっと繋がっているかのように錯覚するぐらいの一致団結感というのだろうか。「運命だよ ココニイルコトは」とはよく言ったもので、この12人しかありえないステージなんだよなと改めて思った。CメロでUOを焚く無粋な輩もおらず、一面の青空には感動である。この「スタートライン」という曲、ナナシスのサウンドを踏襲しているがA面の曲にしてはあまりパンチがなく正直印象は弱いように感じる。とリリース当初に曲単体で見た時はそう思っていた。しかしメモリアルライブの魔法というものはすごいもので、これまでの演出、物語を観た後だとこの楽曲こそこのライブのアンセムだったのだと、「スタートライン」無くしてこの物語は描かれることはなかったのだと感じた。「明日へのスタートライン」という明日へ向けて歌った歌詞が1曲前の「またあした」ともリンクしており、「またあした」という曲を「スタートライン」へと繋ぐこの日まで温めていたのだとしたらと考えると、このメモリアルライブという場がどれだけ価値あるものだっただろうか。この「スタートライン」という曲が来年の夏、また次の夏へと年を重ねるごとにポケットを膨らませ、大きな楽曲へと昇華していくことを考えると今後が非常に楽しみである。スタートだからこそ先の可能性は無限大なのだから。

 仏モードも解けランナーになる準備はできていた。スタートラインから走り出した彼女たちは「FUNBARE☆RUNNER」で見事にバトンを繋いでみせた。

 終わらない夏の始まりを見てる、永遠の輝きを歌ったラストナンバーは「STAY☆GOLD」。勝手な解釈だがセブンスシスターズが「Star☆Glitter」で星の輝きを爆発時の一瞬の輝きとして歌ったのだとしたら、こちらは爆発後の永遠の輝きを表現しているのだろうか。大切なことをふと気づかせてくれ、迷ったときに背中を押してくれる誰かにとっての虹でいられるようにと、「ハルノヘッドフォン~Longing for summer」でハルが「Star☆Glitter」を聴いたときのように、「STAY☆GOLD」もこれから先もずっと聴いた誰かに勇気を与えてくれる、そんな楽曲になっていたらいいなと思う。

今回のメモリアルライブは、ナナシスのこれまでと新たなスタートを飾ったライブ、歴史ある武道館でのライブということで記念すべき日であった。ステージ構成もセンターステージのみで360°どこからも見やすく、ステージを活かした演出、パフォーマンスが見事であった。4thライブ含め新情報も発表され「ここ」で終わりではなく「ここから」にシフトしたナナシスの今後の展開に注目である。

 

おわり

【ライブ】UNISON SQUARE GARDEN ツアー静岡公演

7月7日、七夕に行われたUNSON SQUARE GARDENのライブツアー「MODE MOOD MODE」の静岡公演に参加してきた。初のユニゾンのライブ、しかも地元開催である。1月の終わりにユニゾンの幕張公演を蹴り、リスアニLIVEに参加したことを少々悔やんでいたのでようやくのリベンジである。

yotabanashi52.hatenablog.com

普段はオタクばかりが集まるライブばかりに行くので、久しぶりのロックバンドのライブは新鮮で客層も男女比に差がなく、オタクフェイスが少ないことに違和感と場違い感を抱いた。

席は11列目の田淵ゼロずれ番、近年稀にみる良席であった。誘ってくれた友人に感謝である。ライブ開始、照明が暗転し青いライトがぼんやりと照らされるステージ上に3人が入場。もちろんペンライトを照らす客などいなく、会場が非常に暗く感じた。ユニゾンの入場時にいつも流れる?幻想的な曲により意識がステージ上に集中する。イズミカワソラさんという方の「絵の具」という曲らしい。そんな幻想的な雰囲気を一転させたのはアルバム一曲目に収録されている「Own Civilization(nano-mile met)」。ちょい戸惑っている新米のつもりだったが一気にユニゾンの世界に引き込まれる。七枚目!からの虹を作ってみようということで続く曲は「フルカラープログラム」。ここからシュガソン、fake town baby、mix juiceと私の大好きな曲のオンパレード、この3曲で多幸感が飽和してしまう。なんだこのセトリ・・・。ライブでは普段からリズムに合わせて体を動かすのだがユニゾンの曲についてはそれが異常である。本当に人を楽しくさせる曲を作って奏でる天才バンドだと生で感じた。12時過ぎても解けないそんな魔法があったらほしいです。この音楽を延々と浴びていたい。ユニゾンのライブで印象的だったのが、サウンドは言わずもがな曲に合わせた照明の使い方である。大きな舞台装置こそないけれど、フルカラープログラムでは虹色、サンタクロースは渋滞中では赤緑、特にオーケストラを観にいこうのラストシンバルに合わせた暗転には痺れた。CD音源では音の情報しかないが、ライブでは視覚的にも楽しめる。もちろん田淵の人外のような動きや3人のアイコンタクトを取る様、お客さん関係なしに楽しむ姿にこっちまで楽しくなってしまう。またライブならではなものといえばアレンジである。曲のつなぎや間の取り方、セッションなど、ただ作った曲を並べて演奏するだけではなくライブをやるためだけに用意されたそれらの要素の存在がとても大きい。中でも貴雄のドラムは気持ち良すぎて射精ものである。複雑だけど聴いていて心地いいパターンにすさまじい音数、スティックパフォーマンス、目隠しをしての演奏、立ち上がってのダイナミックな演奏など超絶技巧が詰まっている。貴雄のTシャツに千手観音がドラムを叩いている絵がプリントされていたが本物がそこにいた。ところでユニゾンのライブはMCが最低限で、ひたすら音楽を浴びせて帰っていくと聞いていたがまさにその通りで、アンコールまでのメインセトリでは斎藤さんの一言MCが2、3回あるだけであった。なんなら田淵と貴雄は一言も発していない。テレ屋なおじさん二人が可愛くてずるい。アンコール1曲目終わりで斎藤さんがようやくまとまったトークをしたが、これがなんとまあ面白い。しっかりオチまでついていて全然MCいけるやんと笑ってしまった。この辺もUNISON SQUARE GARDENの愛される要因でもあるのだろう。だらだらとMCされてもだしね。アンコールが終了して、田淵はベースをスタッフに投げ渡し3人は軽く客席に挨拶をしてサッとステージから消えた。やることをやったらさっさと帰る。3人は音楽を奏でることが目的であり、お客さんはその音楽を好き勝手に聴く。そんな単純で決して深い関係ではないがユニゾンのそんなスタンスがカッコよくてロックンロールだなあと思うのである。本当に楽しい2時間だった。また必ず参加したい。

おわり

 

 

【ライブ】TrySail2ndツアー名古屋公演2days

ブログを放置してはや3ヶ月が経とうとしていた。仕事が精神的にきつく随分と無気力になってしまったことが大きいだろうか。ネタがないわけではなく、ただただ筆を執る気になれなかっただけであるので、GWで余裕のある今のうちに何かしら綴っていこうと思う。

というわけで、4月28日、29日に名古屋国際会議場センチュリーホールで行われたTrySail2ndツアーに参加した。2ndツアー参加は大阪初日以来、軽いTrySailロスに陥っていた私はGWで仕事から解放されたことも手伝ってとにかく楽しみだった。

大阪公演は諸事情により遅刻してしまい、OPの演出を観るのは今回が初だった。ステージにかかった白い幕に映し出される3人のシルエット。手を振ったり髪をファサァしたり、水瀬いのり1stライブのOPにも似たような演出がされたが、この影を使った演出は大好物である。幕がおろされ1曲目は1stアルバムのリード曲であるTAILWIND。Youthful Dreamerを彷彿とさせる△を描く振りが好き。2曲目にwhizと爽やかなナンバーが繋がるが、続けてBaby My Step、バンザイ、ホントだよと一気にギアを上げていく。

続いてソロコーナー。2日間で最も印象に残ったのがナンスの新曲「パレイド」である。もがき苦しみながら、内に秘める感情を吐露するように歌うその姿、サウンドと世界観がどストライクであった。何様かと思われるかもしれないが、ナンスの歌唱力はだいぶ上がった。しかしそれ以上に彼女の本領は表現力にあると思われる。417の日など単独イベントも経験し、着々と力をつけている。恐ろしい子、夏川。曲名が「パレード」ではなく「パレイド」なのは今後明らかになるのだろうか。本公演で、雨宮さんもちょのそれぞれの新曲を拾う事も出来て満足なソロコーナーであった。

ラードコーナー、聴き入りたいので座らせてくれるのはすごくありがたい。Journeyは切ないサウンドながらも聴いていて心地いい。歌詞も仕事で疲弊した心に突き刺さる。「だからこそ道は広がっている」のところで3人が中心から三方向へ歩き出すところがエモい。合わせて放たれる白い照明も憎い。

ライブ初披露のTruth.。何が真実で何を信じたらいいのだろう的な歌詞だっただろうか。サビの入りがよく分からなかったが注目すべきはダンスだろう。これまでで一番難しいのではないだろうか。間奏の3人が時間差で動くところや、複雑なフォーメーションの切り替わり、若干ぎこちなさも感じたがモノにしたら滅茶苦茶カッコイイと思う。ボイスのエフェクトや打ち込みの音に感じられるガルニデニズム。他アーティストからの提供曲を歌う場合、このグループ、この歌手があのアーティストの曲を歌うなんてどうなるんだろうというワクワク感がすごくて、提供曲が好きなアーティストからだったどんなに幸せだろうか。ということで田淵智也さんよろしくお願い致します。

跳んで本公演で物議を醸したコバルトの話。北海道公演からイントロが無くなったらしく、それを知らなかった上での冒頭の「ハーテナイソラ」。完全に虚を突かれ果てない宇宙に放り出されてしまった。オタクのクソ被せコールを確かめるためなのか、はたまた単なるミスか、

コバルト (TrySailの曲) - Wikipedia

にある通り雨宮さんがコバルトの出だしにかける思いは強く、後者であるとは思うが、にしてもこの出だしのミスは本人にとってとても悔しいものであるはずだ。オタクは頼むからコバルトの「果てない宇宙」、オリジナル。のチャイムの音を聴いてくれ。楽しみ方は人それぞれではあるが、曲の静寂、間の大切さを理解してほしい。演者が嫌な思いをしてしまうのは直接的に邪魔をされるよりも悲しく腹立たしい。望み薄ではあるが幕張公演ではイントロありの澄んだ出だしを切に願う。

adrenaline!!!。この曲本当に楽しいですよね。曲中9割は地から足が離れてますもん。筋肉痛の温床。

名古屋公演はプリプリのエビのように活きがよく、アツアツのエビフライのように熱いライブであった。(受け売り)

美味しいものも沢山食べられたし観光もできて充実した2日間でしたね。次は幕張公演、そして始まる雨宮さんの1stツアー、追い風が吹いているなあ。

 

おわり

ネルギガンテが倒せない

ネルギガンテが倒せない。

一生倒せる気がしない。

これまでモンスターハンターシリーズは、無印、G、ドス、フロンティア、ダブルクロス以外やってきましたが、ここまで苦戦するのは初めてです・・・

使用武器はハンマー。今作からモーションの追加、溜め中のスタミナ減少スピードの緩和、格攻撃から溜め技へ派生できるなど攻撃の幅は広がりましたが、それらに見合う恩恵を正直あまり感じられない。シリーズを通してハンマー一筋だったため、そのこだわりと他の武器を使うことへの抵抗もあって、ハンマーの強さに疑問を抱きながら使い続けています。もちろん自分のテクニックもあるのですが、ワールドのモンスターたち、動く動くよく動く。活きがよくて素早いモンスターが多く、ハンマーとの相性は✕か

さて、PS4MHWを購入してから2週間が経とうとしていますが、現在ストーリーのネルギガンテ戦。倒せない。ストーリーに関してはソロでのクリアを目標にしています。既に6回ほどトライしているけど倒せない。一乙するとそこからは流れるように死にゲームオーバーという感じです。正直ネルギガンテに苦手意識が芽生え始め、積極的に攻めることができません。ボイスによるひるみからの空中ローリングアタック、クソオブクソ。薙ぎ払いによるダウンからの起き上がったところにプレスという確殺コンボ、かわしたと思ったら時間差で力尽きました。納得のいかない死因、あのあたり判定はどうにかしてほしい。一度マルチプレイで挑んだのですが、2死する外国人ハンター。FPSはあんなに上手いのにどうして。

仕事おわりに少しずつ進めているけどそろそろ倒したい。

 

それでは

【ライブ】リスアニLIVE!2018 SUNDAY STAGEが生き地獄だった話

1月28日、ライブ当日まで迷っていた。同日幕張メッセで行われたUNISON SQUARE GARDENのツアー千秋楽に参加しようかどうか。想像できない幕張でのオルスタ、帰りの時間を危惧して天秤にかけた結果リスアニを選ぶことにした。正直この日の出演者に推しがいたわけではない。(雨宮天さんのファンではあるが、この日の雨宮さんは北沢志保としてステージに上がり、プロデューサーではない私は北沢志保というキャラクターをよく知らず、またアイドルマスターというコンテンツを追うつもりがないため3日目に参加するという決定打には至らなかった。)気になっていた出演者は、さユり小松未可子ぐらいだ。その他の出演者もFLOWやfripSideと申し分ない面子だったため、ユニゾンのライブに行けないなら・・・ぐらいの気持ちでリスアニに参加することにした。

リスアニライブに参加するのは2017に続きこれで2度目である。前回初参加したときはアリーナ2列目を自引きし、2017年の運を使い果たした。フェス系のライブであの近さを当てることはもうないだろう。

本題に入ろう、今回の座席は1階スタンドA列だった。タイトルとこの一文で察した人もいるだろう。そう、何を隠そうこの席、立ち禁席である。

よくライブでお世話になっているTwitterの知り合いとの連番席で、直前まで連番者を募集していたので話に乗っかり連番することに。とんだ粗悪品を掴まされたものである。互いに笑い話にしているが、正直なところ座席の確認をすべきだったと反省している。座席に着くまで何かの間違いであってほしかったが、最前列の柵にあった張り紙により泡沫の夢と化した。「ライブを安全にお楽しみ頂くために、最前列のお客様は着席してご観覧頂きますようよろしくお願いいたします。」下線で釘さし。場内アナウンスで釘さし。

定刻、5時間弱の生き地獄が幕をあけた。

大袈裟に書いてはいるが、ライブ自体は最高だったのだろう。立ち禁という制限によりあまりにも楽しめなかったためどうしてもマイナスな感情が湧いてしまう。決してライブに対してケチをつけている訳ではない。本来なら楽しいライブの感想をと行きたいところだが、今回に限っては苦い思い出として書き残しておく。こんな貴重な経験はもう無いかもしれないし。

フェス系のライブでは記憶が曖昧になるので各アーティストでの感想をざっと綴っていく。

まず始めにFLOW。前回大トリを務めたFLOWの一曲目は、「風の唄」。前回のリスアニで最後に歌った曲を最初に持ってくるという、単純だが振り返るとこの始まり方以外考えられない最高の幕開けである。立てないぃ”ぃ”ぃ”ぃ”ぃ”ぃ”、、、声にならない声を連番者と共にあげる。サビで必死にクラップをする。必死にwoowoowooと声をあげる。「GO!!!」で空を跳ぶKEIGO、椅子からケツを離すことのできない僕。跳べないFLOWってなんだ・・・でも楽しい・・・総合司会の冨田さんも言っていたが、FLOWのライブでは誰もがキッズになれる。童心で楽しむことが出来る。その通りだと思った。

続くアーティストはさユり。今回の本命のひとりだ。本来ならFLOWで消耗したところでさユりの歌に聴き入るはずだったのだろう。しかし彼女の歌声を聴いた途端そんなことはどうでもよくなった。一曲目は「それは小さな光のような」、僕街のエンディングだったか。一気にさユりの世界に引き込まれる。二曲目は新曲「月と花束」、ローテンポなAメロ、Bメロからサビにかけて少しずつ曲調が強くなる。そしてサビで爆発。覆っているものを一気に引きはがすといった感じだろうか、溜まっていた感情を開放させるような、歌声というよりは叫びに近いような歌に思わず呼吸を忘れる。会場の酸素を彼女がどんどん使っていき薄くなっていく。酸欠少女の所以だろうか。アニメタイアップ曲ということで4曲の歌唱と他アーティストと比べ少なかったが、1曲1曲を声が掠れるほど全身全霊で歌う姿に畏怖の念さえ感じた。あの小さな体のどこにそんなパワーがあるのか、ワンマンライブなんて喉がもつのか、本当に酸欠でぶっ倒れるんじゃなかろうか、そんな不安を抱きながらもMCで見せる不思議ちゃんな感じがまたずるい。さユりに限っては座って聴けてよかった。

3人目は小松未可子、みかこし。さユりに続き今回のリスアニで楽しみにしていたアーティストである。みかこしの曲というかライブにハマったきっかけが、去年の11月に行われた彼女のバースデイライブ「ハピこし」に参加したことである。みかこしファンの友人に誘われて行ったのだが、普段オタクライブばかりに行っていたからだろうか、ライブハウスでの生バンによるライブが新鮮でとにかく楽しかったのだ。この時とにかく跳びまくってしばらく筋肉痛になったことを覚えている。そんなこんなで今回立ち禁で臨むみかこしの曲が正直怖かった。しかし、意外や意外、今回のリスアニでは盛り上げる曲というよりは聴かせてくる曲が多かった。(May be the next waltz、Catch me if you JAZZ、Swing heart direction)HEARTRAILで跳べなかったのは残念だったが、Imagine day, Imagine life !やshort hair EGOSTなんて歌われていたら発狂していただろう。

4人目、綾野ましろ。この日は開演前に少し雪が降っていた。そのせいもあってか「ideal white」の高まりが尋常ではなかった。しかし、綾野ましろに関してはこの曲とレクリのED「NEW LOOK」しか知らなかったため、続く三曲目から終わりまでは乗り切れず終了。立っていればたとえ知らない曲、知らないアーティストが来たとしてもそれとなく対応することが出来る。しかし座っているとどうもそれが出来ない。次第にフラストレーションが溜まっていく。

5人目、内田真礼。完全にやらかした。ギミレボが来ることを確信していた。ていうかギミレボしか知らない。内田真礼に関しては偏見になるが、可愛さ、元気の良さを曲に乗せて歌っているだけという勝手な印象を持っていたがここで撤回させてほしい。1曲目の「c.o.s.m.o.s」、渡辺翔とミトが関わった曲だけあって今までの内田真礼のイメージからがらりと変わった。ラストの「クロスファイア」を予習していなかったのは後悔しかない。これ絶対楽しいやつじゃん。会場の一体感についていけず、座りながらノっている振りをするオタクの姿が滑稽である。もうギミレボに頼らずとも会場を沸かすことができるようだ。内田真礼に興味がなかったというのもあり、最近の曲を一切チェックしていなかったのが仇になった。フェスではせめて出演者の曲を予習すべきであることを痛感した。

6組目、アイドルマスターミリオンライブ!からミリオンスターズ(田所あずさ、愛美、雨宮天小岩井ことり)。アーティストの紹介がされた瞬間から会場の空気が一変した。3日目の客の大半がプロディーサーだったのだろうか。アイマス、特にミリオンに関しては曲が多すぎるため予習する気はさらさらなかった。一時期聴いていたこともあったが、今回聴いた中で唯一知っていたのは「Maria Trap」だけだった。そんな中歌われた「FairyTaleじゃいられない」、曲自体の強さ、歌唱力の高い4人、生バンド、これらが合わさってか大きな衝撃を受けた。普段跳び禁であるアイマスのライブで珍しく跳ぶことのできる機会だというのに、跳ぶことのできないというやり場のないもどかしさを隣のオタクが嘆いていた。

ラスト、fripSide。ここまで4時間ほどだろうか、跳べない代わりにひたすら体でリズムを刻み、頭や手を振り、それらのダメージをすべて足腰が受けていた。座っているため、特に腰やお尻への負担が大きいのだ。疲れと眠気で正直きつかった。fripSideの曲も知っているのは限られてる。1曲目、知らない曲。亜人のEDだったらしい。2曲目、知らない曲。レールガンのゲームでのOPらしい。3曲目「black bullet」、知っていた。ありがとおおおおおおおおおおおと思わず叫んでしまった。4曲目「kiling bites」、新曲でありアニメ「キリングバイツ」の曲であるがキリングバイツを見ていないため分からず。5曲目「Burst the Gravity」、まさかのここでALTIMAカバー。6曲目「sister's noise」、このままの流れで最後はonly my railgunが来るかと思っていた。ラスト「Two souls-toward the truth-」終わりのセラフの曲である。そうきたか・・・fripSideファンには素晴らしいセットリストになるのだろうか。これまでの疲れもあってか不完全燃焼感しかなかった。あとバリバリに歪んだディストーションサウンドのせいか、残念ながらボーカルの歌声がよく聴きとれなかった。正直なところfripSideは自分には合っていないと感じた。

以上、ざっとまとめた今回のリスアニライブの感想である。自分のライブスタイルとして、跳ぶところは跳ぶ、聴くところは聴く、そういったメリハリのある楽しみ方をしているため、やはり立ち禁という環境は自由を奪われとにかく窮屈に感じた。座っているだけでライブの楽しみは7割減である。毒だ。今回のことがあり、スタンド最前が恐怖でしかない。いっそアリーナへダイブしたほうがマシだった。しかし、今回の一件で普段スタンディングでライブを楽しむことができるとうことが、いかに贅沢で素晴らしいことなのか骨身にしみて感じることができた。しばらく参加予定のライブはないが、その日が来たら今度こそ心の底から全力で楽しみたい。あとユニゾンのライブに行きたい。

おわり

 

 

ゆるキャン△聖地巡礼in本栖湖

ゆるキャン△というアニメをご存知だろうか。

現在好評放送中の、女子高生たちがキャンプやアウトドアを楽しむ日常をゆるく描いたアニメである。舞台は富士山周辺を中心に、静岡県山梨県、長野県といった自然が豊かでのどかな地である。

ということで、静岡県民として気になったので聖地巡礼をしてみました。今回の巡礼地はタイトルにある通り、富士五湖のひとつである本栖湖です。アニメでは第一話に登場します。キャンプ道具を持っていないので、今回は様子見がてら湖の周りを自転車でグルっと一周することにしました。 

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愛車に愛車を乗せいざ出発。

湖の東側に位置する県営の駐車場に車を停めサイクリングスタート。

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f:id:piyopiyo52:20180125224211j:plain 寒い。寒いけど山の澄んだ空気がどこか心地よい。

湖の北側まで来た頃でしょうか、登場人物の志摩リンちゃん、通称しまりんが通り抜けてきた中之倉トンネルに到着しました。

f:id:piyopiyo52:20180125224836j:plain せっかくなのでキャンプ場側を後にし、トンネルを通ってみることに。

f:id:piyopiyo52:20180125224947j:plain \ツララ!!!/(ここでタイヤが滑り危うく落車しかける)

f:id:piyopiyo52:20180125225124j:plain しまりんが進入してきた側になります。トンネルを抜けると結構な下り坂になっていたので後戻りし、キャンプ場方面へ向かいます。f:id:piyopiyo52:20180125225650j:plainゆるキャンパーおるなw日も照っていてキャンプ日和でしょうか。サイクリストの私には絶好のサイクリング日和でした。

キャンプ場方面へさらに進んでいくと見覚えのある建物が、f:id:piyopiyo52:20180125230144j:plain

f:id:piyopiyo52:20180125230218j:plainなでしこーーーーー!!!!

アニメにもありましたがこの建物、トイレなんですね。トイレを撮影して不審に思われるのも怖いので周りの目には気を付けてください。

トイレの目と鼻の先に位置するのが本栖湖アクティビティセンター。キャンプの受け付けはこちらでするようです。今回はキャンプをしないのでスルー。キャンプ以外にもいろいろなレクリエーションができるようですね。気が向いたらまた来ようかな。f:id:piyopiyo52:20180125231031j:plain

f:id:piyopiyo52:20180125231544j:plainフッジサーン

本栖湖を2/3周ほどしたところでしょうか。ここで予想外の悲劇が。

f:id:piyopiyo52:20180125231809j:plain通行止め、全マスもどる

どうやら路面が凍結している危険があるため進入できないようです。(ここまで来てあんまりだ。横からヒョイと抜けてしまおうか・・・)頭に過ぎりましたが仕方なく撤退。そういえばキャンプ場の近くに通行止めの看板があった気がしたなあと思うも後の祭り。すれ違う車にほくそ笑みながら来た道を戻ります。

再びキャンプ施設へ。疲れと寒さからとりあえず一服することに。温かいココアでも飲もうかと自動販売機に立ち寄ると気になるものが。f:id:piyopiyo52:20180125232541j:plainこういう手の自販機との邂逅は初めてだったので少しだけ悩んだ挙句ポチ。f:id:piyopiyo52:20180125232930j:plain香りとコクのミルクココア(COLD)

わかってる、わかってるなあ~キミ。いいんです、こうしてブログのネタとして昇華できるのだから・・・

久しぶりの運動でへとへとになりながらも無事スタート地点へ帰還。f:id:piyopiyo52:20180125233417j:plainハプニングにも見舞われましたがゆるキャンならぬゆるポタをすることができました。今回聖地巡礼してみて感じたこと、キャンプにはまだはやい。もう少し暖かくなってきたら挑戦してみたいと思います。道具も揃ってないですしね。

それでは。

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